体が硬い・・・
これは本当、ほとんどの人が感じている事なんじゃないかなあと思います。
クラスでも、
「体が硬いのですがヨガできますか??」
という質問を一番多く頂きます(^^♪
勿論、体が硬くでもヨガは出来るし、むしろ、硬い状態から始めるのはとっても良いと思います。
そして、ヨガを続けていると、体は必ず、柔らかくなります。
ヨガの雑誌や、広告なんかの写真は必ず、なかなか出来無さそうな、難しそうに見えるポーズを使われている事が多かったり、
こんなポーズが出来ないとヨガは出来ないんじゃないかな???
と思ってしまったり、ハードルが高いイメージがついてしまったりするかも知れませんよね
私がヨガを始めた時は、ヨガの事、何にも知らず、調べず、特に何も気にせず、その時に通っていた、あの「GOLD GYM ゴールド ジム」でクラスを受けました。笑
笑ったらあかん。いや・・・
「ゴールドジム通ってたんかい!」 っていう皆さんの気持ちを先読みしての「笑」です。。。
ハリウッドのゴールドジムに通っていたんですよ。もうそれはそれはすさまじいマッチョさんだらけですよ。
でも、やっぱり人って、ずっと見ているとどんな物でも慣れるもんなんですよね。
ボディービルダーみたいなマッチョさんが普通に見えてくるんですよ。
ともかく、話を戻すと、私はヨガの事を何も調べずに、知らずに、クラスを受けたんです。
結果は・・・あんまり覚えていませんが、先生がとってもいい先生で、とても優しく教えてくれました。
何かを学ぶ時とか、体験するときとかは、ひとまず今までの経験や、自分の知っている知識なんかは、置いておいて、一から学ぶ気持ちで取り組むのが良いんじゃないかって思っているんです。
この気持ちってとっても大事だと思っていて、私はどんな時も、どんな先生のクラスを受ける時にも、先生のやる通りに、言われるままにやる事を心がけています。
そして、一度言われた事は忘れない様に・・・できるだけ・・・でも、忘れる事もあります
すいません、話がかなりそれてしまいました。
私の体は今でこそ、普通の人よりかは、体が色んな方向へ曲がる、柔軟な体になりましたが、23.24.25歳くらいかな???(あまりよく覚えておりませんが)
の頃までは、世界一体の硬い人でした。
それはそれは、すさまじく硬く、ストレッチなんてした事もなく、考えた事もありませんでした。
YOUTUBEで「ベリーダンス」と検索したのをきっかけに、
ベリーダンスを始め、しばらくしてから、
体が硬いと上手に踊れない。
という事が分かり、それからストレッチの日々が始まるのでした・・・
とりあえず、ストレッチのやり方がさっぱりわからなかったので、DVDを買って、自分なりにストレッチをしたり、、、
昔から無茶をしてしまう性格で、案の定、間違った方法をやりすぎてしまい、腰痛を引き起こして、カイロプラクティックに通っていました。
その後ヨガのクラスを受けたり、ヨガのDVDを家で毎日やったり・・・バレエのクラスを受けたりしておりました。
ともかく、、、私が今までの経験で言えるのは、
体が柔らかくなるには、時間がかかる
という事です。
そして、今思うのは、
安全に伸ばしていく事がどれだけ大切か という事なんです。
ダンサーは体が柔らかい人が多いです。そして私の周りのダンサーで怪我をしていない人はほとんど居ません。私自身も含めて。
柔らかさだけを求めすぎて、無理やり伸ばしたり、ただただストレッチする事は私はお勧めしません。
柔軟性ぷらす筋力、しっかり支えられる力を付けて行く事が物凄く大切だと、自分の経験なんかも入れて心から思います。
ウパビシュタコナーサナ
私が名前を毎回忘れずに言える数少ないポーズの一つです。
足を90度くらいに開いて手で足の外側をしっかり持って、最終的には胸を床に付けて行って、あごを付けるポーズです。
なかなか初めからこのポーズを出来る人は居ないと思います。
でも、続けてトライさえしていれば、時間はかかりますが、誰にでもできるポーズです。
はじめはこんな感じでしょうか。私ははじめこの状態でもきつかったです。
ここまで来たらだいぶ先が見えてきた状態です。腰が前に行っているのが分かりますでしょうか??
ここまで来るのが本当に大変です・・・先が見えない状態が一番キツイし、へこみます・・・
そして、なんとか親指を持てる状態になったら、もうあとは気合いで、諦める事無くひたすら続けていれば、だんだん下に下がって来ます。
そして、足の外側に手が届いたら、次はおでこを床に付ける方向に意識を持っていきます。
ともかく、進んで行く方向に意識を持って行く事が大切です。
そして、おでこ、、、あご、、、胸が床に届いていきます。
ここまで来るのに何年でしょうか・・・人によって、やる頻度、度合いによって全然変わって来ると思いますので、何とも言えません。
私は最近では、このポーズがリラックスできるポーズの一つになっています。
そして、もう一つ大切なチェック!!
上のどの状態の姿勢でもいいです。手を床から話してもその状態をキープ出来るか!?
何が言いたいかと言うと、柔軟性だけが高くなると、どんどん前に行く事は出来るようになるのですが、筋力が無いと、手を床から離せなくなるという事なんです。
このポーズは手で足を持っているので、どうしても筋力を使わないといけないポーズなんですが、キツイです・・・本当にめちゃくちゃキツイポーズです。
そして、どうやったら、このきつさが薄れるか、という事なんですが、私の経験上ですが、
一つ先へ進む。 という事なんです。
あごよりも先があるのかい?って感じですが・・・
肩の上に足を乗せてから、足を延ばしてかかとを床から離すポーズです
これが出来る様になれば、さっきのポーズはめちゃくちゃ簡単に感じます。
もしくはかかとの下にヨガブロックを置いてかかとを高くしても良いと思います。
オーバースプリットと同じですね。
足を180度以上に開けるようになれば、スプリットは簡単に出来る様になります。
私も以前は、どうやったら体が柔らかくなるか、どうすれば出来るだけ早くなるか。いつスプリットが簡単に出来る様になるか・・・
ばかりを考えていた時期もありました。無理をして、怪我をしたり、ひざを痛めたり、腰を痛めたりもしました。
自分が体験してみないと分からないという事もあるので、「ヨガは体を柔らかくするためだけにやるんじゃないよー」とは言えません。
皆さんの気持ち、とっても良く分かります。
けれどもやはり、どうしても伝えたい事があります。
ストレッチをしていれば体は柔らかくなりますが、筋力はついてきません。
柔軟性と筋力を同時に使う事がとっても大切なんです。そして、それを可能にするのは呼吸なんです。。。
それから、一つのポーズだけではなく、色んなポーズをバランスよくして行く事も大切です。
体には沢山の筋肉があるので、色んなポーズで色んな部分をバランスよく柔軟にしていく事が必要です。
前屈だけがストレッチじゃないんですよね(^^♪
でもなかなか一人ではそんな難しい事は出来ないと思います。実際にものすごくハードですし、家でリラックスしたいときにそんなめんどくさい事・・・やりたくないって思う事もありますよね
そのために先生という存在が居るという事なんだと思います。
ヨガのクラスでは呼吸を中心に全てのポーズで柔軟性と筋力を使います。
そして、そのポーズが正しく出来ているか、呼吸をちゃんと使えているか。それを先生は見ています。
ともかく怪我の無い様に、その人が持っている力をしっかり出し切れるように、ちょっとでも一歩先に進める様に。
サポートするのが先生なんです。
なので、ぜひいくらでも先生を頼って下さい!気になる事があれば何でも相談して、分かるまで説明してもらうのが絶対いいと思います。
お家で一人で練習するとき用のブログも書いています(^^♪
ぜひ見てみて下さいなー!
明日はヨガの練習にはいけないので・・・今日は夜更かしして、長文を書いてみました。
ではではーおやすみなさいませ